2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「夢の島・少女」佐々木昭一郎というジャンル@ユーロスペース

2006年に観た時と同じ衝撃。涙が止め処なく流れる。 ストーリーに強制せられる号泣じゃない その柔い光に喚起させられる、私の中に既存の何らかの記憶が すっと涙腺をゆるめるようなそうやって、今日も「夢の島少女」は私を巻き込んだ 室外機の熱風立ちこめ…

雨上がりの渋谷

「ある日、あるとき ある日曜日の朝、 ひとびとは 又は 深い眠りの中にいます。 ひとびとは 思い出そうとしています。 ひとびとは 遺失物の行方を 探しています −失くしてしまった いちばん大切なものを− 人生の大切なものを・・・> ある、日曜日の朝、 ひと…

「四季・ユートピアノ」佐々木昭一郎というジャンル@ユーロスペース

やっとこの日がやって来た。 待ちに待った佐々木昭一郎というジャンル公開初日。「四季・ユートピアノ」 トークゲスト・瀬々敬久監督、池田博明さん 明日は「夢の島・少女」 初めて見たときのあの衝撃が、いま再び。

椿版天保十二年のシェイクスピア@花園神社

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熱気の中に、時折一陣の涼しい風の通る夏の夜の花園神社、 夏の虫の声、都会の喧噪、参拝者の鳴らす鈴の音、 その中に椿組のテントがたっている戯曲は 「もしもシェイクスピアがいなかったら 多くの英米文学者が学者になり損ねていただろう...」 から始まる…

夏だ

さて、今日は九段下のギャラリーにでも行こうかな... 夏だ。

Summer has come....

ベランダより。 久々にこんなにも蒼いので FUJI ROCK まであと13日!!!!!! 今から四谷のギャラリー行って、夜は花園神社のお芝居に行く。

「暗がりのあかりチェコ写真の現在」@資生堂ギャラリーin銀座

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個人的に衝撃的だったのはイヴァン・ピンカヴァ Ivan Pinkava、 アントニーン・クラトフヴィール Antonín Kratochvílスラヴ文化圏の感性ヤンシュバンクマイエル以来 チェコアートは私を魅了してやまない 久々の銀座。 資生堂ビルエントランス

吉増剛造 写真展 「盲いた黄金の庭」@BLDギャラリーin銀座

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吉増剛造 写真展 「盲いた黄金の庭」 第1期 2010年6月18日(金) − 7月11日(日)今日の陽射しに、この展示はよく合っていた そんな偶然に感謝しつつ "寝ること、食べること、働くこと" 「こと、こと、こと」 the other side of Ginza

佐久間元写真展『のすり』 @ TAP gallery in 清澄白河 

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銀座のLANVINやCHANELをぷらぷらして、 チェコの身体論をつきつけられた少々重い心に 商業主義の洗脳をそして、メトロでとろとろと清澄白河へ 佐久間元写真展 『のすり』 この写真展のタイトルも秀逸だなと思う 海辺の2匹のいもりの写真は、今年見た写真の…

ヴィターリー・カネフスキー3本立て@早稲田松竹

『動くな、死ね、甦れ!』 『ひとりで生きる』 『ぼくら、20世紀の子供たち』一生忘れられない作品に出会ってしまった 抑留日本兵の歌う炭坑節が その前に立ち寄った馬場のマラバール ここほど美味しいナンにはまだ出会っていない カレーも辛くていい 内装…

大駱駝艦 鉾久奈緒美『白鳥湖』@壺中天

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耽美の骨頂身体・躯・肉体・皺・眼球・肩甲骨・鎖骨・膝蓋骨 何故、かくも美しく創り賜うた 久々の日差し 大学にて FUJI ROCK まであと22日!!!!!

roonie & place M

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野村昌平 Nomura Shohhei 気付かぬまま @place M色あせた瓦屋根、錆びたベランダの柵、開ききった花弁、野良猫の野ざらしの毛並み 時の蓄積と、淀みを一瞬のシャッターに託したような記憶を「いま」にたぐり寄せるときに喚起される 嗅覚に近い感覚 イガラシ…