椿版天保十二年のシェイクスピア@花園神社

熱気の中に、時折一陣の涼しい風の通る夏の夜の花園神社、
夏の虫の声、都会の喧噪、参拝者の鳴らす鈴の音、
その中に椿組のテントがたっている

戯曲は
「もしもシェイクスピアがいなかったら
多くの英米文学者が学者になり損ねていただろう...」
から始まる。

「幕べえ」等の名前から、「王子王子、どうしてあなたは王子なの」
また、親の小さな噓からすれ違で自ら命を絶つ男女などなど、
シェイクスピアの戯曲が各所に盛り込まれている。

崩れ落ちた舞台は圧巻だった。
梅雨明けの夜の大興奮
25日まであるからもう一度観に行きたいくらい!